購入ノウハウ

【低層階VS高層階】タワーマンションのおすすめ階を専門家が徹底解説!

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タワーマンションはどの階を買えばお得なのかお悩みの方も多いのではないでしょうか?

これまで3回の自宅マンション売買を繰り返して資産形成してきた私が解説します

この記事を読むことで資産価値が高く売却益を出しやすい階はどこなのか、どのように購入するのか理解できると思います

新築マンションの販売当初は、高層階と低層階の代表的な階数の予定価格がおおまかな範囲で提示する

販売側はまずこれで来場者の反応をみています

そしてお得な階はこの代表的な階ではありません

結論を書きます

階数による価格差が極端に小さくなければ一番下の階を買いましょう

これを販売第一期に購入することです

一番下の階は第一期の販売予定には入っていないことがほとんどです

どのように動けば良いか解説していきます

標準的な階数価格差

出典;住まいサーフィン-基礎知識-標準的な階数別価格差

上記画像は私が勉強させていただいたマンションサイト「住まいサーフィン」から引用しました

タワーマンションでは14階から1フロア上がると0.5%増しと考えます

これを買いたいと思ったマンションで計算してみましょう

タワーマンションの販売価格事例

水辺のタワーマンション

以下はあるタワーマンション販売価格表の抜粋です

24階建て 〇〇タワー 70㎡ 3LDK 実売価格

階数 販売価格
24F プレミアムフロア
23F 7,448万円
17F 7,148万円
8F 6,248万円
4F 5,798万円

このタワーマンションでは最下階が4階です

これを先ほどの標準的な価格差の表にあてはめて計算してみます

4階からの標準的な階数別価格差による計算

階数 販売価格
24F プレミアムフロア
23F 6,581万円 (4階×1.135  ▲867万円)
17F 6,407万円 (4階×1.105  ▲741万円)
8F 6,094万円 (4階×1.051  ▲154万円)
4F 5,798万円

このタワーマンションは4階が割安ということになります

階数による価格差は見栄の代金

新築マンションで特にタワーマンションであれば、できれば高層階を買いたいという憧れがあるのではないでしょうか

一つでも上の階に住んでいると、何かそれが自分の財力、自分の価値みたいなものに置き換えて優越感を感じたいというものがあるかもしれません

見栄というものかもしれません

このようなものはマンションの資産価値、皆さんの資産形成のことを考えるならば捨てたほうがよいのです

中古になると階数による価格差は小さくなる

リセールイメージ

このマンションを購入して築5年になり中古で売却することになったとします

すると売りやすいのはどの階でしょうか?

中古でマンションを購入しようとする買主は、新築ではなく中古でよいと考えている方ですから、優越感や見栄というものはあまり持ち合わせていない方ではないでしょうか

そうなると、日当たりがよほど悪いとか、隣の建物と近すぎるといったことがなければまず割安な低層階に目を向ける

そして新築価格にあった階数による価格差は小さくなる方向に動き、中古価格相場というものができあがります

新築時の階数による価格差というものは、見栄や優越感という実態のないものなのかもしれません

第一期で購入すると得をする

契約書

新築マンションは第一期のうちに販売事務所をいち早く訪問し第二期以降に販売予定の部屋を希望してお得な部屋を見極めることをおすすめします

私がおすすめしているタワーマンションの一番下の階は販売側も価格設定が難しいのだと感じていて、他の階の売れ行きを考慮しながら第二期以降の販売が多い

詳しくは以下の記事で解説していますのでご覧ください

新築マンションは第1期で購入することをおすすめする理由 どうして第1期とか第2期に分けて売るの? 最終期まで待って値下げしてくれるのを期待! 早めに買ったほうが選びやすい?...

 

一番下の階を第一期で希望して購入する

これが結論になります

タワマンの一番下の階に住んでいる方は資産形成の成功に向かっているしたたかな方の集まりなのかもしれません

私と気が合いそうですね