ワンルームマンションは単身者に需要がある

以前は、マンションの購入といえばファミリー層がメインで、2LDKや3LDK以上の広く部屋数の多い間取りが人気でした。しかし、近年はシングルの方の需要が増え、都心を中心にワンルームマンションの需要が増えています。

そこで今回は、ワンルームマンションを持っており売却を考えている方向けに、ワンルームマンションの売却成功のコツを考えていきたいと思います。

ワンルームマンションの売却を成功させるには

まずはワンルームマンションの売却において、押さえておきたいポイントをご紹介します。

これからご紹介するポイントを押さえることによって、ワンルームマンションの売却成功につながりやすくなります。

メリットとデメリットを理解して売却方法を選ぶ

ワンルームマンションの売り方には大きく2種類があります。一つは、不動産会社に間に入ってもらいマンションの買い手を見つけてもらう仲介です。そして2つ目は、不動産会社に物件を購入してもらい、不動産会社が転売する買取です。

まずはそれぞれのメリットとデメリットを理解した上で、建物の状態も考慮しながら売り方を選ぶことがファーストステップです。

価格 買い手の見つかりやすさ タイミング 現金化 売却価格
仲介 売主自ら希望額を定時できる 場合によっては難航することも 買い手との縁にも左右される 時間がかかる 相場相応
買取 不動産会社と交渉 すぐに買い取ってもらえる 売主のタイミングで売却可能 すぐに現金を手に取れる 相場より安くなりがち

多少時間がかかっても高く売りたいのであれば、仲介で進めるのが良いでしょう。一方で、すぐにキャッシュが欲しい場合や、状態が悪く仲介だと時間がかかりそうなマンションであれば、買取の方法をとった方が手間なく売却ができます。

ワンルームマンションの売却が得意な不動産会社を見つける

マンションの売却を仲介と決めた場合には、不動産会社選びも大切です。不動産会社は、会社ごとに得意不得意の領域があることが多いです。ワンルームマンションの売却に関する知識や、見込み客を豊富に持った、ワンルームマンションの販売が得意な不動産会社を見つけることができれば非常に心強いです。

不動産会社のHPなどを確認し、販売実績などを参考にしてワンルームマンションを得意とする不動産会社を探しましょう。その中で幾つかに査定を依頼し、比較検討の上で、仲介を頼む不動産会社を決めることができればベストでしょう。

築年数が浅いうちに売却する

ワンルームマンションに限ったことではありませんが、マンションなどは建物が劣化するため、築年数が経てば経つほど、売却価格が下がっていきます。

ワンルームマンションの場合は、築年数8〜9年目までは適正価格もしくは高値で買取されていることが多いと言われています。一方、築15年を超えると価格が大きく下がる傾向にあります。15年前の物件ですと、デザインも最近のトレンドとも変わってきてしまい、古さを感じ始める時期です。

そのため、なるべくスムーズに得るのであれば、できるだけ築年数が浅いタイミングで売却するのが好ましいです。

また、マンションを不動産サイトで探す際、多くのサイトで「築○年以内」にチェックを入れて検索できる機能があります。この検索機能によって、例えば築15年の物件と築16年の物件では、1年しか違わないのにもかかわらず、16年の物件は見てもらうことすらできないこともあります。この検索方法を意識し、5年、10年、15年以内になるように売却するのも手です。

金利が低い時期を狙う

マンションを購入する際、多くの人が住宅ローンを組みます。そのため、その時の金利相場がマンションが売れやすさに大きな影響を及ぼします。金利が低くなると、マンションの買い手は心理的に購入がしやすくなります。同じだけ住宅ローンを組んでも、金利が低ければ返済総額が少なくなるからです。

そのため、多少高い値段でもマンションが売れやすくなり、金利が低いとワンルームマンションの価格も上がっていく傾向があります。ワンルームマンションを高く売りたいなら、金利が低いタイミングを狙うのがベストと言えそうです。

マンションの資産価値を高めておく

マンションの資産価値を高めるとマンションを高く売ることができます。マンションの資産価値を高める方法の一つとして、リフォームを行うという方法があります。築年数が経ってしまい古くなってしまった物件を、水周りや床板をリフォームすることで見違えるように綺麗になり、結果として高く売ることにつながります。

またその他にも、プロにハウスクリーニングを依頼し、できるだけ新築に近い綺麗な状態にしてもらうなどの方法もあります。

ワンルームマンションの売却で失敗しないための対策

ここからは、ワンルームマンションの売却で、損や失敗をしないために気をつけておきたいことや注意点をご紹介します。

保有期間が5年を超えてから売却する

マンションは、5年以上保有してから売却することで、税金面で優遇を受けることができます。マンションを売却した年の1月1日時点でそのマンションの所有期間が5年を超えていれば、売却益にたいする所得税の税率が軽減され支払う税額が少なくなるのです。

この制度により、保有期間が5年以下のワンルームマンションは、5年超のマンションに比べて売却時に発生する税金の税率が倍近くになってしまうことも。税金の支払いで損をしないためには、保有期間が5年を超えるまで売却を待つという手段を取ることもお勧めです。

ローンの残債は全て返済する

ワンルームに限らず、マンションを売却したいのであれば、ローンを全て返済しなければなりません。これは、住宅ローンを借りた際の抵当権を抹消しなければ売却ができないためです。

もし、マンションのローンの残債が売却益よりも多い場合(オーバーローン)は、残りのローンを貯金で補うか、ローンの不足分だけを無担保ローンにする、または任意売却などの方法を考える必要があります。

ワンルームマンションの売却はタイミングの見極めが大事

ワンルームマンションの売却を成功させるためのコツをご紹介しました。売却を成功させるためには、所有しているマンションの状態や金利相場、住宅ローンの残債など、幾つかの要素を考慮して売却のタイミングを総合的に判断しなければなりません。

今回ご紹介したポイントを参考にしていただき、ご自身のワンルームマンションにあったタイミングでの売却を見極めましょう。