- どうして第1期とか第2期に分けて売るの?
- 最終期まで待って値下げしてくれるのを期待!
- 早めに買ったほうが選びやすい?
新築マンションは第1期と第2期などに分けて販売されるのが通例となっています
この期分け販売は、販売会社の販売戦略や都合によるもので、一度に販売する戸数を絞り「完売」を演出するために行われます
では、新築マンションは第1期で買うべきなのでしょうか?
それとも第2期や最終期まで待ったほうがいいのでしょうか?
資産価値目線では、第1期で購入することをおすすめします
私はこれまで3回の自宅マンション売買で資産形成に成功しました
この記事では、新築マンションを第1期で購入すべき理由と立ち回り方を資産価値目線で解説します
「資産価値が高い」とは、購入した価格から値下りしにくく値上りも期待できることを指します
販売側はなるべく高く売って利益を多くしたい
マンション販売会社は少しでも高く売って利益を多くしようとします
企業ですから当然のことだと思います
お客さんの様子を見ながらなるべく高く売る
そのために、第1期や第2期などと期を分けて販売するのです
我々購入者側としてもそのことは理解しておきましょう
第1期の選択肢が多いうちにお得な部屋を探す
新築マンションを第1期で買うメリットとしては、以下のような点が挙げられます
- 人気住戸が手に入りやすい
- 第2期以降値上りするかもしれない
- 住戸の選択肢が多い
この記事では3つ目の「住戸の選択肢が多い」ことに注目します
人気住戸が手に入りやすい
例えば最上階の角部屋など高額な部屋を希望する場合に手に入る可能性が高くなります
もし、最上階が第1期の販売に含まれていなかったとしても、あなたが充分な資金を持っていれば販売してくれるでしょう
この場合、販売側は強気な価格設定にしてくるので、高額住戸を購入する方は高いお金をかけてもそこに住みたいと贅沢を優先しているわけです
第2期以降値上りするかもしれない
第1期で「〇〇戸完売御礼」と順調に売れたとなれば、第2期はもう少し高くしても売れそうだ、と販売会社側は値上げしてくる可能性があります
そのマンションが購入すべき資産価値の高い物件ならそうなるでしょう
もし弱気な価格設定にしたり、最終期や建物竣工後に値下げ販売するような物件なら、そのマンションは買うべきではないのです
住戸の選択肢が多い
新築マンションは第1期のうちに販売事務所をいち早く訪問し、第2期以降に販売予定の部屋を希望してお得な部屋を見極めることをおすすめします
新築マンションの販売価格はすぐには公表されず販売事務所を訪れた購入希望者におおまかに開示され、それがネット上に少しづつ広がっていく
気になる新築マンションを見つけたらネット上の価格情報だけで判断するのではなく、物件の資料請求をして物件エントリーし販売事務所に行きましょう
そこで購入する可能性が高い意思を示して資金能力があること、住宅ローンの仮審査をいち早く済ませることで第2期以降の購入希望を聞き入れてもらえる可能性がでてきます
新築マンションの販売前、高層階と低層階の代表的な階の価格はこのように提示されます
階数 | 予定価格 |
---|---|
・・・ | |
21階 | ○○○○〜△△△△万円 |
・・・ | |
9階 | ▲▲▲▲〜⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎万円 |
・・・ |
たとえば7,000〜7,499万円と幅を大きくし、販売側はまずこれで来場者の反応をみています
そしてお得な階はこの代表的な階ではありません
階数による価格差が大きいならば最も下の階、価格差が小さいならばプレミアムフロアの一つ下の階を狙いましょう
住宅ローンの仮審査が通ったら、「ちなみに3階希望なのですが第1期で購入できませんか?」「最上階のひとつ下の階は第1期で買えますか?」と切り出してみることです
販売側も第1期で予定外の部屋であっても、「第1期△△戸販売御礼!」の戸数は多くしたいので販売してくれる可能性は高いと思われます
これにより、同じ物件内でも「市場価格よりも安く買う」ことになり資産価値の高い買い物ができるのです
気になるマンションなら早めに販売事務所に行きましょう
このブログではおすすめ物件をご紹介する際はなるべく発表直後に記事にします
その場合は価格情報がまだ予測の段階だったり、先ほどのように代表的な階の価格情報を記載する程度になります
私のブログも含めてネット上の価格情報でマンション価格を判断しないでください
気に入ったマンションなら、繰り返しになりますが資料請求して物件エントリーしていち早く販売事務所に行きましょう
きっとお得なお宝部屋に出会うことができますよ
最後までお読みいただき、ありがとうございました