- 売りやすい広さってあるの?
- 高く売れる間取りを教えて
- 資産価値の高いマンションを買いたい
自宅マンションはほとんどの人にとって最大の資産です
私はこれまで3回の自宅マンション売買で資産形成に成功しました
この記事では、自宅マンションの購入を検討している方に、資産価値目線でおすすめの広さと間取りを解説します
この記事の結論
資産価値目線でおすすめする面積、間取り
- 70㎡台前半の3LDK
- 60㎡台前半の2LDK(但し好立地に限る)
この記事を読むことで、資産価値の高い広さと間取りの選び方を理解できます
私が自宅マンション売買を繰り返して資産形成に成功してきたノウハウです。ぜひ最後までお読みください
需要の中心は70㎡前後の3LDK
マンションを初めて購入するのは30代から40代の子育て世代が中心です
賃貸に住んでいるが、子どもができ、もう1人できるかもしれない、手狭になってくるし住宅ローンの期間を考えるとそろそろ買ってもいいのではないか
その需要に応えるためにマンション販売会社は、70㎡前後の3LDKを中心に建設し提供します
このブログでもおすすめ物件として紹介しているパークシティ小岩ザ タワーの間取りを例に解説します
70Wタイプ 3LDK、70.59㎡
画像出典;パークシティ小岩ザタワー公式HP
子ども1人のケース
- 主寝室が夫婦の寝室、洋室(2)が子ども部屋
- 子どもが大きくなっても変わらず
- 洋室(1)の使いかたは自由
子ども2人のケース
- 主寝室が夫婦の寝室、洋室(2)がお兄ちゃんの部屋、洋室(1)が弟くんの部屋
- 中学生になるころには主寝室をお兄ちゃんに譲り、洋室(2)を弟くんの部屋にして、夫婦は洋室(1)を寝室とする
こんな具合でしょうか
今は子ども1人だがもう1人増えるかもしれない
子どもが2人になれば1人一部屋与えられる
子ども1人のままならお父さんの部屋にすればいい
70㎡の3LDKは不確定な家族構成に柔軟に対応できる間取りなのです
駅近好立地2LDKはシニア世代に人気
2LDKは子育てを終えたシニア世代に人気が高い間取りです
郊外の一戸建てを処分して、駅近で徒歩圏内で買い物医療が完結し、旅行レジャーの交通の便が良いマンションに引っ越して車も手放してしまおうというわけです
将来的にも住む人数は2人で確定しているので2LDKがちょうどいい
2LDKはこれまで売りにくい間取りとされ、マンション販売会社もマンション全体の面積の調整で仕方なく設計しているケースがほとんどでした
ところが、このようなシニア世代の需要の高まりから60㎡前後の供給が増えてきました
61Wタイプ 2LDK、61.69㎡
画像出典;パークシティ小岩ザタワー公式HP
夫婦2人暮らしのケース
- 主寝室が夫婦の寝室、洋室は趣味の部屋にしてもいいし、仕事部屋にしてもいいし自由に使える
無駄がなく、ゆとりも感じる広さです
ここで注意すべきは、立地を厳選しなければなりません
駅からバス便の2LDKでは全くこの対象になりません
郊外の一戸建てを手放して便利な立地のマンションに住み替えたい需要に応える必要があります
都心または郊外であっても、その地方の中心駅から徒歩3分以内とか駅直結、駅前再開発で誕生する商業施設や医療機関も入るような物件がいいでしょう
広さを妥協してはいけない
3LDKや2LDKでも広さはどれくらいがいいのでしょうか?
60㎡台前半の3LDKは買ってはいけない
マンション販売会社は売りやすくするために面積を小さくして分譲価格を抑えて購入しやすいように見せることがあります
特にマンション価格が高騰している近年ではよくある手法で、60㎡台前半の3LDKを目にすることも増えてきました
居室の1つがいびつな形だったり、リビングが縦長で狭く一家団らんする広さと感じられなかったりする
もしくは収納が少なすぎたり、水回りのスペースが狭く生活する上で不満を感じる
居室の一つや、キッチン、収納などどこかにしわ寄せがいきます
新築マンションは実物を見ないで契約しますから、そのしわ寄せに気づきにくい
中古マンションとして売る際には、内見者にそれを感じられて購入を見送られてしまう
これは避けなければなりません
50㎡台前半の2LDKも買ってはいけない
2LDKの購入者となるシニア世代は資金を持っています
一戸建てから利便性の高い駅近のマンションに住み替えるとして、55㎡未満では手狭と感じてしまうでしょう
2人であれば50㎡台前半の2LDKでも住むことはできるとはいえ、これから老後を過ごしていくのに最低限の広さでは満足しません
広さや間取りは立地と同様妥協してはいけないのです
60㎡台前半の2LDK
これが無駄なくちょうど良い広さです
70㎡台2LDKもあり
標準プランでは見かけないので、3LDKからのプラン変更により購入できます
供給は少ないものの一定の需要があります
富裕層向けに100㎡以上のプレミアム間取りを用意し高額で販売される物件があります
買える財力はあるが2人で住むのにこんなに部屋数もいらないし、こんなに広いリビングもいらない
固定資産税も管理費も高い
お金持ちな方ほど毎月の固定費には敏感で無駄な出費はしないものです
70㎡台2LDKはこんな方にちょうどいい
供給が少なく、このような方が気に入ってくれれば思わぬ高値売却も期待できます
実は私も3LDKからプラン変更した70㎡の2LDKに今現在住んでいます
立地とのバランスが大事
- 資産価値を重視するなら都心3区(港区、中央区、千代田区)がおすすめ
- 郊外は値下りしやすいのでNG
と、マンション系記事や動画を目にします
とはいえ、立地に特化しすぎて広さを犠牲にしたマンション選びはおすすめしません
広さや間取りは立地と同様妥協してはいけないのです
都心3区は普通の会社員には手の届かないところまで高騰してしまいました
駅近必須ではあるものの、都心からやや離れた地域であっても通勤や買い物に便利な場所をおすすめします
2024年現在のおすすめ駅
駅名 | 寸評 |
---|---|
大山 | 東京都板橋区 ハッピーロード商店街周辺の再開発、値上り必至 |
小岩 | 東京都江戸川区 駅前再開発が盛ん、駅直結タワマン販売予定 |
川崎 | 神奈川県川崎市 品川へのアクセス良好、商業施設充実 |
南流山 | 千葉県流山市 駅周辺の発展著しい、子育て世代に人気 |
海浜幕張 | 千葉県千葉市 商業イベント施設豊富、幕張ベイパークおすすめ |
川越 | 埼玉県川越市 観光都市であり、商業施設も充実 |
この記事のまとめ
- マンション需要の中心は70㎡前後の3LDKであることを解説しました
- 駅近好立地2LDKはシニア世代に人気であることを解説しました
- 広さを妥協してはいけないことを解説しました
- 立地とのバランスが大事であることを解説しました
資産価値の観点からは、将来中古で売却することになったときを想定した物件選びが肝要となります
この記事が資産価値の高いマンション選びのご参考になれば嬉しいです
最後までお読みいただきありがとうございました