私も含めて一般の会社員向けの新築マンションではありません
超一等地に建つ定期借地権物件という尖った条件、国内国外の富裕層、投資マネーから注目される物件になりますので今回取り上げてみます
資金的に問題がなく資産価値の高いマンションを探しているという方にはおすすめできると判断しました
半蔵門線半蔵門駅徒歩8分、総戸数193戸、18階建、70年の定期借地権という条件になります
画像出典;パークコート ザ・三番町ハウス公式HP
番町とは江戸期からの最高の邸宅地
番町という地名は徳川家康による江戸開幕以来、将軍家を守護する旗本や御家人が屋敷を構えたことに由来する。明治以降、高台に位置する番町エリアは華族、政府要人の邸宅や各国大使館が集積。その後、多くの文化人や著名人が移り住み、山の手の邸宅街となった。現在においても、品格ある落ち着いた景観や緑に包まれた美しい街並みを維持、創出している。
※公式HPより引用
番町は青山と並んで超一等地では新築マンションの供給が少なく、同じく日本で最高の立地とされる赤坂、麻布、六本木よりも中古マンションの資産価値が極めて安定しています
番町エリア最大規模193戸
画像出典;パークコート ザ・三番町ハウス公式HP
パークコート ザ・三番町はこの貴重なアドレスのなかで最も大きなマンションとなります
竣工後はマンション業界では誰もが知る番町で最も目立つ物件となるでしょう。新築マンションの供給が極端に少なく日本で最高とされる立地で最も規模が大きい…これはもう買えなくても竣工したら眺めてみたい、そんな物件です
価格というのは需要と供給の関係、買いたい人が多くて売りたい人が少なければ上がっていくものです。この物件がこれにあたるのですが、次の項目で説明する定期借地権物件であることが評価を難しくしています
定期借地権物件だから割安な販売価格になる
本物件では2097年に更地にして返すという条件です
大金を出して買ったのに結局自分のものにならない、という感覚になるかもしれません
とはいえ2097年です
「もうこの世にいない」と思う遠い未来のことで、逆に今から70年前というと1952年、もちろん私も知らない戦後7年しか経っていない時代…
2097年にこの番町という立地が一等地であり続けているのか、人々がどんな生活をしているのか想像ができません
仮に2087年この物件があと10年で取り壊されるころ、この立地が一等地であり続けるのならばメンテナンスがしっかりなされ見栄えの良いビンテージマンションになっているのでしょうか
そうなると、あと10年住める高級ビンテージマンションという資産価値で売買や賃貸契約の金額が決まっていく
定期借地権であることは終わりが決まった状態ですから何かと計算がしやすいというのはメリットになるはずで、これが所有権マンションであれば各部屋でのリフォームはあっても建替えという決定は容易ではありません
という説明を三菱地所さんは購入検討者の方にするかもしれませんが、買っても自分のものではないという感覚は抜けないでしょう
私の予測として所有権の相場よりも3割安い価格で売り出してくれることを期待しています
スケジュール
販売開始時期 | 2023年5月中旬 |
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建物竣工時期 | 2025年11月下旬 |
引き渡し時期 | 2026年1月下旬 |
総評
1億円以上の資金を用意できるのならば候補に入れることをおすすめします
希少性の高い立地で規模感のある借地権物件という特異な条件から、立ち回りによっては大きな売却益を生んでくれる可能性がある
具体的には、資料請求して物件エントリーし販売事務所にいち早く出向いて第一期販売予定以外の部屋の価格も尋ねてみましょう
低層階の北向きなど階数や方角によってはお得な部屋を見つけることができるのではないでしょうか
販売開始は2023年5月中旬ですが素早く動きましょう。もし投資マネーが目を付けているとしたらなおさらスピード勝負です
【資料請求】パークコート ザ・三番町ハウス(Yahoo!不動産)
不動産を子どもに遺すことは考えなくてよい
結局自分のものにならないという感覚が最大のネックでしょう
ここからは私の持論なのですが、この物件の購入を検討できる方というのは会社員や事業主として成功し散財をせずに財産をつくれた方だと思います
いずれ自分の子どもにこの一等地の物件を相続させたいが、定期借地では財産とはいえないと悩むかもしれません
子どもに財産を与えるのではなく、あなたが成功し財産を築くことができた方法や考え方を自分が生きている間に教えてあげたほうがその子のためになるのではないでしょうか
「子にはお金を与えるのではなくお金の稼ぎ方を教えたほうがよい」
どこかで聞いたフレーズです
定期借地権であれば購入価格が抑えられ、その子の教育資金に回してあげればきっとその子はあなたと同じように自分で財産を築くことができる…そんな考え方もあるでしょう
最後までお読みいただきありがとうございました